10日朝、千葉県の浦安署で目撃されたのは、署員がさした傘の中でうつむきながら歩く男。 千葉・浦安市に住む園田寛太容疑者（23）です。 市の職員の園田容疑者は9日未明、市内のマンションのベランダに侵入しようとした疑いが持たれています。 事件発覚のきっかけは、被害者からの「自室のベランダに不審者がいる」という110番通報でした。 被害者の部屋は7階建てマンションの4階。 どうやってベランダに侵入しようとしたのでしょうか。 実は、同じマンションの4階に住んでいた園田容疑者。 自分の部屋のベランダの柵を越え外側に出ると、何と、そのまま横伝いに移動。 他の部屋のベランダへと侵入を試みたのです。 しかし、ベランダの外側にしがみついて移動している園田容疑者を被害者が発見。 通報を受けて駆け付けた警察官により、逮捕されました。 一歩間違えれば、転落して命を落としかねない危険な行為。 なぜこんなことをしたのでしょうか。 園田容疑者は、調べに対し「下に落ちそうなスリルと、隣のベランダに移動できた時の達成感を味わいたいからやった」と供述し、容疑を認めているということです。