押収ナイフから被害者のDNA 千葉、殺人容疑の中3自室で

千葉市若葉区の路上で近くの高橋八生さん(84)が殺害された事件で、殺人容疑で逮捕された中学3年の少年(15)の自室で千葉県警が押収したナイフから、高橋さんのものと矛盾しないDNA型が検出されていたことが10日、捜査関係者への取材で分かった。少年は刑事責任能力の有無などを調べる鑑定留置中。 捜査関係者によると血液反応が出ていたナイフを鑑定して判明した。高橋さんの背中の傷と刃物の形状に矛盾はなく、凶器とみて調べていた。 事件は5月11日午後5時過ぎに発生。県警は12日、高橋さんの背中を刃物で刺して殺害した疑いで少年を逮捕した。県警は通り魔的な犯行とみて調べている。

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