埼玉県所沢市のトランクルームに、妻の遺体が入ったドラム缶を遺棄したとして51歳の男が逮捕された事件について、警察は、妻の頭を鈍器のようなもので数回殴り、殺害した疑いで男を再逮捕しました。 殺人の疑いで再逮捕されたのは、住居不定・無職の保谷仁容疑者(51)です。 警察によりますと、保谷容疑者は2011年7月17日、当時住んでいた所沢市のアパートで、同居していた妻の美治さん(当時39歳)の頭を鈍器のようなもので数回殴り、殺害した疑いがもたれています。 保谷容疑者は、美治さんの遺体をドラム缶に入れて、自身が契約していた所沢市のトランクルームに遺棄した疑いで、先月、逮捕されていました。 死体遺棄の疑いで逮捕された際、警察の取り調べに対して保谷容疑者は、「妻と口論になり、カッとなって殺した」「十数年前から1人暮らしをしている」と供述していたということです。