米不足のフィリピンで選挙を前に備蓄米を放出して半値に、それでも負けたフィリピンの政権与党のケースは自民党の反面教師となるか

主食の米が高騰し、国政選挙で与党の得票に影響しそうだ。あわてて備蓄米を取り崩して米の価格を半分にしようと試みたが……。日本ではない。フィリピンの話だ。それでもマルコス政権は2025年5月の選挙で負けた。日本の政治に教訓はあるか。 2025年5月15日、マニラ首都圏と近郊にある32の政府公認店で、1キログラム20ペソ(52円)の米が売り出された。ボンボン・マルコス大統領は「私の任期が終わるまでこの価格で販売を続けたい」と意気込みを語った。

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