逮捕の父親「泣きやまないからやった」 福島・相馬、乳児殺人未遂事件

生後2カ月の息子の首を絞めて殺害しようとした事件で、殺人未遂容疑で12日に逮捕された父親の会社員の男(37)=福島県相馬市中村=が「泣きやまないからやった」という趣旨の供述をしていることが13日、捜査関係者への取材で分かった。相馬署などが詳しい状況を調べている。 逮捕容疑は8日午後9時20分ごろ、自宅で息子の首を手で絞めて殺害しようとしたが、未遂となった疑い。 同署によると、事件は9日午後5時半ごろ、息子が搬送された病院で治療を担当した医師からの通報で発覚した。男は一人で首を絞めたとみられ、容疑をおおむね認めている。息子は入院中だが、命に別条はないという。 男の親族の男性は福島民友新聞社の取材に「(男は)夫婦で育児休業を取って子育ても頑張っていた。けいれんに気付き、自ら病院に搬送したようだ」と話した。

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