道路脇の側溝に設置された「グレーチング」と呼ばれる金属製のふた9枚を盗んだとして、鹿児島県大崎町の無職の男が逮捕されました。大崎町周辺では、グレーチングが盗まれる被害が複数件発生していて、警察が関連を調べています。 窃盗の疑いで逮捕されたのは、大崎町永吉の無職の男(68)です。 志布志警察署によりますと、男はことし4月上旬から5月下旬までの間に、大崎町の町道脇の側溝に設置されていたグレーチング9枚、あわせておよそ7000円相当を盗んだ疑いが持たれています。 グレーチングは1枚の長さが1メートルほどで、幅30センチの側溝に大崎町が設置していたもので、およそ9メートルにわたってなくなっていたということです。 被害に遭った大崎町によりますと、グレーチングは1枚およそ20キロ前後あり、5月下旬、町の職員が警察に届け出て事件が発覚しました。 警察の調べに対し、男は「盗んだことは間違いない」と容疑を認めているということです。 志布志警察署管内では、グレーチングが盗まれる被害がほかにも複数件寄せられているということで、警察が関連を調べています。