「管そう」盗難、計53本 鶴岡市が調査発表

鶴岡市内で、消火用ホースの「管そう」の盗難被害が相次いで確認されている問題で、市は17日、市全域21地区で、計53本がなくなっていたと発表した。戻ってきているケースもあり、一部の被害は、新潟県警が窃盗容疑で逮捕した男が関与した疑いが持たれている。 市防災安全課によると、管そうはホースの先端に付けて使用する金属製の筒先で、16日現在、なくなっていたことが判明しているのは、温海地域16地区47本、鶴岡地域4地区5本、櫛引地域1地区1本の計53本。槙代地区などでの盗難被害を受け、市は市内全域を対象に先月27日から今月16日まで調査した。消火用ホースを管理している町内会と自治会など全463団体のうち392団体から回答があった。 いずれも盗まれた可能性があるという。一部は新潟県警を介して返却されている。市は当面の間、火災発生時に対応できるよう、市消防本部が貸与するなどの対応を取るとしている。

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