深夜の公園で男子高校生らに因縁をつけて暴行し、バイクと現金を奪ったなどとして、警視庁少年事件課は強盗などの疑いで、東京都昭島市の防水工の少年(17)ら2人を逮捕した。防水工の少年は容疑を認め、1人は一部否認している。 同課によると、少年らの不良グループは、同市内の公園周辺をバイクで走っていた男子高校生らを見つけ、「うるさくしてるのお前ら」「バイクか金か、タイマンかヤキ入れられるか」などと言って暴行。バイクと現金を奪い、「警察に言ったら殺す」と口止めしていたという。翌日、このバイクを少年らから借りていた友人が単独事故を起こし、入手経路などから事件が発覚したという。 逮捕容疑は共謀の上、昨年11月16日午前1時40分ごろ、同市内の公園で男子高校生ら7人を暴行し、バイク3台と現金6万9千円を奪ったなどとしている。