警察の取り締まりを受け、書面に知人の名前を書いた疑いで男が逮捕されました。男は1年以上前に免許を取り消されていて、無免許状態でした。 道路交通法違反(無免許運転、速度超過)、私印偽造・使用の疑いで逮捕されたのは、合志市福原の塗装関係の会社役員・本荘祐貴容疑者(37)です。 警察によりますと本荘容疑者は今年4月、熊本市東区の国道57号を無免許状態で制限速度を20キロ超える速度で走行し、警察の取り締まりを受けた際「速度測定報告書」に他人の名前で署名した疑いです。 本荘容疑者は取り締まりの際、「今は免許証を持っておらず、後日警察署に持参する」などと話しましたが出頭せず、警察が報告書を確認したところ他人の名前が書かれていたということです。取り締まりの際に撮影していた顔写真などから、23日に本荘容疑者を逮捕しました。 警察の調べに対し本荘容疑者は「無免許の発覚を恐れ知り合いの名前を書いた」と容疑を認めているということです。運転していた車は会社名義の軽トラックで、警察は本荘容疑者が日常的に車を運転していたかなど詳しく調べる方針です。