報酬を受ける約束で去年11月、他人にキャッシュカードを譲り渡した疑いで、大分県国東市内に住む20代夫婦が逮捕されました。 犯罪収益移転防止法違反の疑いで逮捕されたのは、国東市に住む夫婦で、無職の20歳の男と、22歳の女です。 2人は2024年11月、報酬を受ける約束で通信アプリを使って第三者に対し、容疑者の男名義の口座への振り込みと、引き出しに必要なログインパスワードなどの情報を提供しました。 そして、この口座のキャッシュカード1枚を指定された住所に郵送し、譲り渡した疑いが持たれています。 5月、他の都道府県警からSNS型ロマンス詐欺などにこの口座が利用されているとの情報が県警にあり、警察が捜査していました。 警察は2人の認否を明らかにしていません。警察では動機や、余罪についても調べています。