冷たい目でカメラを見つめ…33歳男「新幹線で上京し4歳上の姉をメッタ刺しか」逮捕直後の衝撃画像

「包丁で刺しました」 身体中に血痕がついた男が警察に出頭してきたのは、6月20日のお昼前のことだった――。 千葉県警松戸東署は6月21日までに、和歌山県和歌山市に住む無職・三栖史靖容疑者(33)を殺人の疑いで逮捕した。千葉県松戸市内のアパートに住む4歳上の姉Aさんを刃物で刺し命を奪ったとされる。 「事件は6月20日の午前11時過ぎに起きました。三栖容疑者はAさんの住むアパートを訪れ、なんらかのトラブルになったのでしょう。刃物でAさんの胸や背中をメッタ刺し。刺し傷は10ヵ所以上にのぼり、一部は心臓に達するほどの深さだったそうです。 三栖容疑者は犯行の約15分後、現場から300mほど離れた交番に『包丁で刺しました』と自ら出頭します。アパートに駆けつけた警察官が、血だらけで倒れているAさんを発見しました。スグに病院へ搬送されましたが、死亡が確認されたそうです」(全国紙社会部記者) ◆「殺意はなかった」 警察の調べに対し「(Aさんを)刺して殺したのは間違いないが殺意はなかった」と、容疑の一部を否認している三栖容疑者。自宅のある和歌山市から電車を乗り継ぎ新幹線で上京し、Aさんのアパートを訪れたという。 本誌は逮捕直後の6月22日に行われた送検を撮影。三栖容疑者は丸メガネの奥から冷たい目でカメラを見つめる、衝撃の姿を露わにしていた(関連画像)。元神奈川県警の刑事で犯罪ジャーナリストの小川泰平氏が解説する。 「刺し傷の数や心臓に達する深さを考えると、相当の殺意を感じます。心臓のある胸部を狙って深々と刺したとすれば、殺意も否定できません。犯行に使われた刃物を、容疑者がわざわざ和歌山市の自宅から持ってきたのなら計画性もうかがえる。 偶発的な事件ではなく、強い恨みを持っての犯行でしょう。今後の捜査の焦点となるのは犯行動機です。姉弟間で具体的にどんな親族トラブルがあったのかが、事件の真相究明のポイントになります」 事件現場となった松戸市内の住宅街は、複数の警察官が捜査にあたり一時騒然となった。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加