山形県内の少女が連れ去られ、その後遺体で見つかった事件で、山形地検は6月23日福島市の36歳の男を自殺ほう助などの罪で起訴しました。 起訴状などによりますと、福島県福島市の無職岸波弘樹被告(36)は、2024年8月、SNSを通じて知り合った自殺願望がある県内の10代の少女に対し、「一緒に自殺をする意思がある」などと誘惑しました。 その翌月、少女を車で連れ去り、テントや練炭などを用意して少女の自殺を手助けしたとして自殺ほう助と未成年者誘拐の罪に問われています。 少女は連れ去られてから3週間後、山形県上山市の山間部にある空き家の敷地内に設置されたテントの中で遺体で見つかりました。 岸波被告はこれまでも自殺ほう助や未成年者誘拐などの疑いで福島県警に3度逮捕され、いずれも起訴されています。