個人情報の抜き取りなどを目的に、大阪府警の公式ウェブサイトに似せて作られた「偽サイト」が相次いで見つかった問題で、大阪府警は新たに偽サイトが確認されたと26日、発表しました。 6月新たに見つかった大阪府警の「偽サイト」には、「案件検索」や「情報登録」といった公式サイトにはない項目が設けられています。 クリックすると、「逮捕状」や「凍結捜査差押許可状」といった文書ファイルが表示されますが、いずれも架空のものです。 府警によりますと6月、府内の男性が警察官を騙る人物から今回の偽サイトに誘導されていました。 男性は指定された口座に現金数百万円を振り込んでしまいましたが、引き出される前に警察が口座を凍結したため、被害はなかったということです。 府警は「警察はウェブサイトに氏名を記載した逮捕状などを掲載したり、SNS上で送信したりすることはありません」と注意を呼びかけています。