「1250(万円)です。明日600万ぐらい着金したら商品確保はできると思う」高級腕時計やカバンの代金の名目で1500万円あまりを詐取か 40歳会社役員を再逮捕 京都府警

京都市内の男性から2億2000万円相当の高級腕時計をだまし取ったとして逮捕された男が、去年6月に大阪市内の夫婦に対し、腕時計やカバンの代金の名目で計1500万円あまりをだまし取ったとして再逮捕されました。 6月26日、詐欺の疑いで京都府警が再逮捕したのは、京都市南区の会社役員・小松直哉容疑者(40)です。 小松容疑者は、去年6月、▽大阪市福島区の男性(36)に対し、外国製の高級ブランド腕時計の画像と共に、「1250(万円)です。明日600万ぐらい着金したら商品確保はできると思う」などとメッセージを送信し、現金を振りこめば腕時計を購入できると誤解させ、男性から現金1250万円をだまし取ったほか、▽男性の妻に対しても同様の手口でカバンの画像などを送信し、女性を誤信させて現金275万円をだまし取った疑いが持たれています。 警察によりますと、小松容疑者と被害男性は4年前からの知り合いで、過去に男性が小松容疑者から460万円の腕時計を購入したこともあったということです。 その男性が、小松容疑者の管理する銀行口座に腕時計の代金を振り込んだあと、10か月経っても腕時計が届かなかったことから、警察に相談し、事件が発覚しました。 小松容疑者は警察の調べに対し、「詐欺をしたのかしていないのかということについて、今は言いたくありません」と話しているということです。 小松容疑者は、だまし取った現金を、自らの債務の返済に充てていたということです。 小松容疑者は、京都市内の男性から2億2000万円相当の高級腕時計をだまし取ったとして、6月5日にすでに逮捕されていました。 同様の被害の相談が寄せられていることなどから、京都府警は小松容疑者にさらに余罪があるとみて調べを進めています。

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