「本当に怒りを覚える。断じて許せません」阿部文科大臣が教員による女子児童盗撮に怒り 「日本版DBSの“初犯抑止効果”」に対する懸念にも回答

27日、阿部文科大臣が、女子児童を盗撮しSNSで共有したとして名古屋市の小学校の教師らが逮捕された事件について言及した。 事件の受け止めについて阿部大臣は「現在警察等による捜査が行われていると承知している。容疑者も容疑を認めているという報道もあるが、こうしたことにより、教師への信頼が損なわれるような状況が生じていることについて、極めて遺憾に思う。また、被害を受けた子どもたち、日々頑張っている多くの教師の皆さんのことを思うと本当に怒りを覚える。断じて許せません」と述べた。 再発防止策については「教師から児童生徒への性暴力は決してあってはならないことで、事実確認次第、任命権者において厳正に対処していただきたいと考えている。本事案を受け、文部科学省としては、児童生徒に対する性暴力等の防止など、教師の服務規律の確保の徹底について、全国の教育委員会に対して文書を発出し指導する。合わせて、文書だけではなく、都道府県等の教育長を集めてオンライン会議を開き、直接説明をさせていただく。詳細については、急ぎ事務方に検討を指示したところだが、あらゆる機会をとらえて、教師による児童生徒性暴力等の根絶に向け、厳正な対応のさらなる徹底を図っていく。また、今後施行予定である子ども性暴力防止法の適切な運用に向け、子ども家庭庁とも密接に連携しながら対応を進め、こうした仕組みも含めて、引き続き必要な取り組みを徹底してまいりたい」とした。

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