東京・世田谷区の高齢女性の住宅に侵入し腕時計などおよそ60万円相当を盗んだとして、ベトナム人の男2人が逮捕されました。 窃盗などの疑いで逮捕されたのは、いずれもベトナム国籍の自称解体工、レー・ティエン・ロイ容疑者（27）とチュオン・フー・ナム容疑者（35）です。 レー容疑者らは先月17日午後10時ごろ、東京・世田谷区にある61歳の女性が住む住宅に侵入し、腕時計2個とリュック1個、およそ60万円相当を盗んだ疑いがもたれています。 警視庁によりますと、当時女性は外出中で、レー容疑者らは住宅1階にある掃き出し窓を突き破って侵入し、犯行に及んでいたということです。 取り調べに対し、レー容疑者は「リュックサックは盗んだが、腕時計については覚えていない」、チュオン容疑者は「リュックサックを盗んだことは認める」といずれも容疑を一部否認しています。 都内で同一手口による窃盗が発生していることなどから、警視庁は余罪があるとみて調べています。