山形市の国道13号で5月、車で暴走して事故を起こした際、事故の相手など2人に暴行し、けがをさせた疑いで逮捕された市内の会社役員の男について、山形地方検察庁は27日、傷害の罪で起訴しました。 傷害の罪で起訴されたのは、山形市東原町三丁目の会社役員・近賢次郎容疑者(48)です。 近被告は5月19日、山形市小立一丁目の国道13号で、追突された車に乗っていた山形市内の40代の男性の腹などを殴りけがをさせたほか、暴行を止めに入った山形市の40代の男性に対しても顔などを殴るなどの暴行を加えけがをさせたとされています。山形地検は近被告の認否について明らかにしていません。 近被告は当時、飲酒した後に車で暴走して事故を起こした酒気帯び運転の疑いでも逮捕されていました。山形地検は酒気帯び運転の疑いについては「処分保留」として引き続き捜査しています。