西蒲警察署の３１歳の男性警察官が酒を飲んで車を運転し、現行犯逮捕されました。 逮捕されたのは、西蒲警察署の巡査長、鈴木貴之容疑者（３１）です。 県警によりますと鈴木容疑者は、11日午後５時半前、新潟市西蒲区旗屋で、酒気を帯びた状態で普通乗用車を運転したということです。 鈴木容疑者の車と２台の普通乗用車による衝突事故が発生し、警察に通報がありました。 鈴木容疑者から酒の匂いがしたため、呼気検査を実施したところ基準値を越えるアルコールが検出され、その場で現行犯逮捕されました。 鈴木容疑者は、11日は勤務が休みで「酒を飲んで運転して事故を起こしたことに間違いない」と容疑を認めています。 この事故で、５０代の男性が、胸の痛みを訴えていますが、命に別状はありません。 県警では、１０月に、上越警察署の警察官が、不同意わいせつ容疑で逮捕されたばかりでした。 県警の松川寛治首席監察官は、「相次いで現職の警察官が逮捕されたことについて県民の皆様に心より深くお詫び申し上げます。捜査・調査を尽くし、明らかになった事実に即して厳正に対処致します」とコメントしています。