英語能力試験「TOEIC」の試験会場に他人名義の学生証で侵入したカンニング事件で、逮捕された中国籍の男が別の試験でも他人になりすまして替え玉受験したとして再逮捕されました。 王立坤容疑者(27)は2月、東京・北区の「TOEIC」の試験会場で他人になりすまして受験するために偽造した受験票を提出したなどの疑いで再逮捕されました。 警視庁によりますと、試験会場には王容疑者と同じ会場で受験するために12人が王容疑者と同じ住所で申し込んでいて、何らかの方法で12人に解答を伝えようとしていたとみられています。 取り調べに対し「黙秘します」と話しています。 警視庁は組織的なカンニング事件とみて調べています。