列島が泣いた!『あなたを奪ったその日から』最終回、紘海と旭が選んだ“愛の形”に感動

北川景子が主演を務めたフジテレビ系月10ドラマ『あなたを奪ったその日から』が、6月30日に最終回(全11話)を迎えた。最終回の視聴率は5.6%(世帯平均、関東地区)だった。 結城家で新たな生活をスタートさせた美海/萌子(一色香澄)。父・結城旭(大森南朋)や姉の梨々子(平祐奈)との関係も良好で、少しずつ家族としての関係を取り戻しつつあったが、ある日美海は父に置き手紙を残して家を出てしまう。 手紙には「お母さんにもう一度会いたい」という思いが記されていたため、旭は中越紘海(北川)のもとを訪れるが、美海は来ていなかった。美海は母と誕生日に行く約束をしていた姨捨に向かっていたのだ。約束に気づいた紘海は旭と共に姨捨へ向かう。ホームから町並みを見つめていた美海を見つけた紘海は美海に駆け寄る。母が逮捕されてしまうことを恐れた美海は「来ないで」と涙を浮かべるが、紘海は構わず美海を抱きしめるのだった。 また会いたいと言う美海に、自首することを決意していた紘海は首を横に振り、自分のことは忘れて幸せになってほしいと伝える。無理だと言う美海に、紘海は「あなたは大丈夫」と語りかけると、「お母さん知ってるよ。あなたがどんなに強くて、優しくて、どんなにいい子か。初めて会ったときからあなたはかわいくて。いつも好きなことに一直線で。ずっと優しい子で。お母さんは、そんなあなたがかわいくて愛しくて。だからあなたを盗んでしまった」と告白。そして「あなたは何も悪くない。あなたはこれから幸せになるの。周りの人を愛して、愛されて、いつか夢を叶えて素敵な大人になる。だから大丈夫」と伝えた。 「大好きだよ、これからもずっと」と言い、何度も美海の名前を呼びながら抱き合う二人の様子を見ていた旭も、ある決意を固めていた。紘海に「責任を果たしてください」と口を開くと、自首ではなく親としての責任を果たすよう促すのだった。 「子どもにとって最も幸せな環境で子どもを育てることです。私も親としての責任を果たします。あなたもそうしてください」という旭の言葉に紘海は泣き崩れ、美海を強く抱きしめるのだった。 こうして美海は紘海と二人で暮らしながら、父とも頻繁に会う生活を送るようになる。二人が暮らす部屋には3歳で亡くなった紘海の娘・灯(石原朱馬)の写真が飾られていた。 最終話の結末に、視聴者からは「紘海と旭の選択に感動!」「号泣した」「美海ちゃんが幸せになれる結末で良かった」「ずっとしまわれていた灯ちゃんの写真が部屋に飾られるようになってて泣いた」など、感動の声が集まっている。

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