兵庫県姫路市内で玄関先に「置き配」で配達されていた韓国のりを盗んだとして、中学3年の少女が逮捕されました。少女は「中身に興味があったので持ち出した」「袋を開けて韓国のりだったのでハズレだと思った」と供述しています。 窃盗の疑いで逮捕されたのは、兵庫県姫路市に住む中学3年の少女です。 警察によりますと、6月18日正午ごろ、姫路市内に住む30代男性の住宅の玄関先に「置き配」で配達された韓国のりを盗んだ疑いが持たれています。 男性は、当時、「置き配」による配達が完了したとして、配達された状況が撮影された写真が添付された状態で通知を受けていましたが、帰宅後に玄関先に韓国のりが見当たりませんでした。のりは8枚入りの小分け袋2ダース入った状態で1つの紙袋に入れられていましたが、男性が住宅の周辺を探したところ、敷地北側で中身がない状態の紙袋を発見したということです。その後、男性は警察へ被害届を提出しました。 警察が周辺の防犯カメラなどを精査したところ、少女が浮上し、逮捕に至ったということです。少女の家を警察が捜索したところ、韓国のりが一部残されているのが見つかりました。 警察の調べに対して、少女は「他人の家から韓国のりが入った荷物を持って行ったことに間違いありません」と容疑を認めたうえで、「中身に興味があって気になったので持ち出しました」、「袋を開けて韓国のりだったのでハズレだと思った」「(私は韓国のりが好きではないので)友達にあげました」と供述しているということです。 警察は事件の詳しい状況を調べています。