改正風俗営業法が先月28日に施行されたことを受けて、警視庁が都内の大学で悪質ホストクラブの実態などを講義し、学生らに注意を呼び掛けました。 警視庁 保安課 半田正浩課長 「悪質ホストクラブやメンズコンセプトカフェはあくまでも『営業目的』で、自分の利益をあげるために色恋話を持ち掛けて皆さんに近付いてくる」 東京・町田市の桜美林大学で行われた講義には、大学生およそ300人が参加しました。 警視庁の半田保安課長は、大学生がホストクラブでの高額な飲食代を支払うために無許可営業をしているガールズバーなどで働き逮捕された事例などを説明しました。 桜美林大学4年生 上篠ひなたさん 「大学生でも被害を受けている方がいたり、実際に逮捕される人もいると聞いて他人事じゃない」 警視庁は「学生が友人から誘われて犯罪に巻き込まれないようにしてほしい」と注意を呼び掛けています。