「バンッ!!」空港でテレビカメラが捉えたのは「銃で男の頭を吹き飛ばすサングラス男」…“子ども好き”で知られる空手コーチが『生徒の父親に射殺された』驚愕の理由(海外・昭和59年)

父親はなぜ息子の空手コーチの頭を撃ったのか? そこには「恐るべき事実」があった……。我が子を無惨に殺された親、学生時代ひどいイジメに遭った者などが仕返しを果たした国内外の事件を取り上げた新刊 『世界で起きた戦慄の復讐劇35』 (鉄人社)から一部抜粋してお届けする。(全3回の1回目/ 後編 を読む) ◆◆◆ 1984年3月、事件はアメリカの空港で起きた。警察官に連れられ通路を歩く1人の男。手錠をはめられたその男はジェフリー・ドーセ(当時25歳)。前年の1983年、当時11歳の男児ジョディ・プラウシェを誘拐し性的暴行を働いた罪で裁判を受けるため護送される途中だった。と、そこに帽子にサングラスの中年男が突如現れ、ドーセに向け発砲する。銃弾を放ったのはジョディの実父ゲイリー・プラウシェ(同38歳)。息子を凌辱した犯人への報復だった。 この一瞬の出来事はドーセの取材のため空港で待ち構えていたテレビクルーに撮影され、全米に大きな衝撃を与えた。

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