大学運動部で相次ぐ“大麻”専修大・元柔道部員が大麻所持か“密売人”の可能性も

販売目的で大麻を所持したとして、専修大学の学生が逮捕された事件で、警視庁は、所属していた柔道部などの寮を家宅捜索しました。大学スポーツ界で薬物犯罪が相次ぐ背景に何があるのでしょうか。 その男は去年、富山市で行われた『はたちの集い』で出席者代表を務めていました。 羽黒朝陽容疑者 「大きな節目を迎えた喜びとともに、自らの責任と義務の大きさを胸に刻み、大きな希望をもって力強く前へ歩み出そうとしています」 羽黒朝陽容疑者(22)は乾燥大麻を販売目的で所持していた疑いが持たれています。羽黒容疑者はおととし、東京の大会で当時2年生ながら専修大学のベスト16入りに貢献していました。警視庁は4日、羽黒容疑者が暮らしていた学生寮へ家宅捜索に入りました。 この事件で重要なのは、羽黒容疑者が密売人の可能性もあるとして捜査していること。先月13日の明け方、レンタカーを運転していた羽黒容疑者が職務質問を受けました。ところが逃走しようとしたので、警察官が制止すると胸倉をつかんだため、現行犯逮捕。車内を調べたところ、ビニール袋に入った大麻約70グラムが出てきました。末端価格35万円相当です。さらに、小分けにされた大麻のような植物片が数十袋。複数の大麻リキッド。計量器1台も見つかっています。

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