【映像】防犯カメラが捉えた犯行の一部始終 道路にロープ張り自転車の大学生転倒 アルバイトの男逮捕「殺意の認識はありませんでした」

道路をふさぐようにロープが張られていた殺人未遂事件。防犯カメラが犯行の一部始終を捉えていました。 これは大阪府羽曳野市の住宅街にある防犯カメラの映像。午後8時半ごろ、画面右側から1人の男が現れると何かを地面から拾い、フェンスにくくりつけます。 よく見ると、道路をふさぐようにロープが張られているのがわかります。男が立ち去ると、その約30秒後に事件は起きました。 ガシャガシャン 「痛っ!!」 事件が起きたのは今年5月。大阪府羽曳野市で、道路をふさぐように張られていたロープに、自転車に乗っていた20歳の男子大学生がひっかかって転倒し、後頭部を打撲するなどしました。 張られていたのは、太さ6ミリのナイロン製のロープで、もともと道路に面した駐車場のポールに張られていました。 これは読売テレビが入手した現場近くの防犯カメラの映像です。 画面奥にある駐車場から現れた男。道路を横切り、フェンスにロープをくくりつけようとしますが、画面左側に人の気配を感じたのか、一旦その場から離れます。 左側から来た自転車が通り過ぎると、男は再び現場に戻って、ロープを地面から拾うと、高さ70センチほどのところで道路に張ります。男が立ち去り、その約30秒後。 ガシャガシャン 「痛っ!!何これ?」 男子大学生が乗っていた自転車の前かご部分にロープがひっかかり、大学生は後頭部などを強く打ち付けました。 大学生は自力で立ち上がり、自宅へ帰りましたが、ロープ自体は、同じ道路を通ろうとした車の運転手らが取り外すまで、約5分間にわたり、張られ続けていました。 その後の捜査で、殺人未遂と往来妨害の疑いで逮捕されたのは、藤井寺市に住むアルバイトの松見優希容疑者(23)。 警察の調べに対し、「殺意の認識はありませんでした」などと容疑を否認しています。 松見容疑者は男子大学生と面識はないとみられ、動機や この道路を選んだ狙いなどを詳しく調べています。

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