北海道千歳市の市道を大型バイクで時速70キロで走行し、法定速度を30キロオーバーしたとして、農業の男(47)が道路交通法違反(速度超過)の疑いで逮捕されました。 男は7月8日午後3時ごろ、千歳市あずさ1丁目を大型バイクで法定速度40キロのところを70キロで走行した疑いがもたれています。 当時、速度違反の取り締まりをしていた警察官が停車を求めましたが、男はこれを無視してそのまま逃走。約2キロ先で軽乗用車と接触しましたが、なおも逃走を続けたということです。 当時、軽乗用車は右折待ちをしていて、男が右側から追い越そうとした時に接触したとみられています。この事故でケガをした人はいませんでした。 さらに男は、信号や一時停止の標識を無視しながら約3キロにわたって逃走し、パトカーは男を見失い、追跡を断念しました。 しかし男は事故現場に戻ってきたため、道交法違反の疑いで逮捕されました。 調べに対し男は「バイクなら逃げ切れると思った」と供述し、容疑をおおむね認めているということです。 男は酒を飲んでおらず、警察は逃げた動機や、当て逃げなどの余罪を調べる方針です。