外注先に架空の見積書を作成させ、工事代金をだまし取ったとして、「富士電機」の子会社の元部長が逮捕されました。 警察によりますと、逮捕された「富士古河E&C」の元部長、嶋田昌英容疑者は2020年から2年半にわたって、外注先の会社に架空の見積書を作成させ、通信ケーブルの工事代金として勤務先からおよそ1億1800万円をだまし取った疑いが持たれています。 嶋田容疑者は当時、通信ケーブルなどの工事で外注先の選定や予算管理を担当し、だまし取ったカネは主に高級クラブの支払いなどに充てていて、調べに対し容疑を認めているということです。