「数回線路上に置き石をした」名鉄の線路上に石を置き列車運行を妨害した疑いで50代会社員の男逮捕

名鉄小牧線の線路上に石を置き、列車の運行を妨害したとして、50代の会社員の男が逮捕されました。男は容疑を認めていて、警察は余罪についても調べを進めています。 「電汽車往来危険などの疑い」で逮捕されたのは、愛知県犬山市に住む会社員の時田洋容疑者(55)です。警察によりますと、時田容疑者は5月22日の午後11時50分ごろから翌日の午前0時15分ごろまでの間に、小牧市久保一色東1丁目の名鉄小牧線の踏切近くの線路上に石を1個置き、列車の運行を妨害した疑いが持たれています。 23日の午前0時ごろ、犬山発小牧行きの最終列車の運転士が、線路上に縦約15センチ、横約20センチの石が置かれているのを発見。ブレーキをかけましたが間に合わず、石に接触しました。列車は安全確認のため約8分間停止しましたが、乗客約30人にけがはありませんでした。 その後の捜査で防犯カメラの映像などから時田容疑者が浮上し、逮捕に至りました。警察の調べに対し、時田容疑者は「間違いありません」と容疑を認め、「名鉄小牧線において、本件を含め数回線路上に置き石をした」などと供述しています。小牧警察署管内では、2024年12月から2025年5月までの間に、線路上に石が置かれる事件が合わせて8件起きていて、警察は余罪についても調べを進めています。

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