交際相手の女性を暴行してけがさせたとして、警視庁が11日、住居・職業不詳の斎藤恵介容疑者（59）を傷害容疑で逮捕したことが、捜査関係者への取材でわかった。女性は暴行を受けた数日後に死亡しており、同庁は死亡した経緯も調べている。 捜査関係者によると、逮捕容疑は2月11～12日、東京都や千葉県の周辺で、交際相手の飲食店従業員佐野香代子さん（54）に暴行を加え、肋骨（ろっこつ）を折るなどのけがをさせたというもの。 佐野さんは同12日、斎藤容疑者に付き添われて負傷した状態で千葉県内の病院を訪れたという。医師には「階段から落ちた」と説明し、診察後に帰宅したが、2日後の14日夕方に東京都葛飾区の自宅トイレ内で倒れているところを知人が発見した。