無許可で接待営業を行ったとして、東京・町田市のガールズバーの経営法人など4法人が書類送検されました。改正風営法で法人が摘発されるのは全国で初めてです。 風営法違反の疑いで書類送検されたのは、東京・町田市のガールズバー「BAR Qualia」の経営法人、神奈川県相模原市の合同会社「HOPE」など4法人で、風俗営業の許可を得ずに、女性従業員に男性客を接待営業させた疑いがもたれています。 警視庁によりますと、「BAR Qualia」は今年4月に行政指導を受けてからも無許可営業を続け、おととし5月からのおよそ2年で1億5000万円ほどを売り上げていたとみられています。 この店の経営者の男は先月29日、無許可で接待営業を行ったとして逮捕されていて、取り調べに対し、「営業を黙認していた」などと供述しているということです。 先月28日に施行された改正風営法で法人が摘発されるのは全国で初めてです。 改正風営法では、無許可で営業した法人に対する罰金額の上限は200万円から3億円に大幅に引き上げられました。 警視庁は、今後も取り締まりを強化する方針です。