逮捕の妻との間で「金銭トラブル」か 松山「夫にインスリン注射」殺人未遂 妻送検され本格捜査へ【愛媛】

愛媛県松山市で寝たきりの男性がインスリンを注射された殺人未遂事件で、逮捕された妻との間で、金の使い方を巡るトラブルがあったことが11日に分かりました。妻は松山地検に身柄を送られ、本格的な捜査が始まりました。 殺人未遂の疑いで送検されたのは、松山市鉄砲町の無職・田村一美容疑者(59)です。 警察の調べによります田村容疑者は去年10月、当時住んでいた松山市内のアパートの自宅で、寝たきり夫の真一さん(57)に糖尿病の治療薬「インスリン」を注射し、殺害しようとした疑いがもたれています。真一さんは重症の低血糖症に陥ったとしています。 「インスリン」は、田村容疑者に処方されていたものを使っていたということです。 負わせた疑いです。 田村容疑者は真一さんが運ばれた病院で「夫を殺そうとした」と話し、警察に通報されました。 捜査関係者によりますと、2人は無職で生活保護を受けていて、夫婦間で金の使い方などを巡ってトラブルがあったということです。 田村容疑者は松山地検に身柄を送られ、本格的な動機などの追及が始まります。

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