愛媛県松山市の自宅で今年4月、同居する母親を殺害した疑いで逮捕・送検されていた無職の男が、殺人の罪で11日に起訴されました。 起訴されたのは松山市山西町の無職・田中洋介被告(46)です。 起訴状などによりますと、田中被告は自宅で今年4月2日午後0時51分頃、同居する母親の弘子さん(80)の頭を花瓶で数回殴り、首をナイフで多数回突き刺すなどして殺害した罪に問われています。 捜査関係者によりますと、松山地検は田中被告を4月中旬から約2カ月半鑑定留置していて、刑事責任能力を問えると判断したとみられます。 田中被告の認否は明らかにされていません。警察が逮捕した際の取り調べでは容疑を認めています。