麻薬が隠されていたのはスーツケースに入ったシャンプーボトルのなかでした。 麻薬取締法違反などの疑いで逮捕されたのは名古屋市中区の会社役員、日比裕大容疑者(24)と愛知県東海市の無職、生島将太容疑者(25)です。 警察によりますと、2人は5月、タイから麻薬が含まれる液体を営利目的で密輸しようとした疑いが持たれています。 合計約4kgの麻薬を含む液体をシャンプーボトル5本に入れてそれぞれのスーツケースの中に隠し、中部空港から入国しようとしたところ税関職員に見つかったということです。 2人は警察の調べに対し黙秘しています。 警察は東海市にある日比容疑者の関係先から麻薬の加工に使う機材などを押収し、組織的な関与についても調べています。