大阪・ミナミの通称「グリ下」に出入りしていた女子高校生に売春させたなどとして、売春グループのリーダーの男が逮捕された事件で、警察は新たにグループ幹部の男を逮捕しました。 売春防止法違反の疑いで逮捕されたのは、大阪市天王寺区に住む無職の光山弘晃容疑者（３６）ら男２人です。 光山容疑者らは３月、再逮捕された木村有亮容疑者（３４）とともに、京都府舞鶴市で２０代の女性２人に出会い系サイトを通じて知り合った男性客２人と引き合わせ売春させた疑いが持たれています。 警察によりますと、木村容疑者は関西最大級の売春グループのリーダーで、女性や車の運転役を集めたり、売り上げを管理したりする役割を担っていたとみられます。 女性らは５日間で兵庫県や岡山県にも連れて行かれ、約６０～７０人の男性客に対し１万５０００円で相手をしていたということです。 警察は４人の認否を明らかにしていません。