殴る蹴る車奪う 呼気から3倍のアルコール 37歳男逮捕「酔っぱらって覚えていない」〈宮城・大崎市〉

7月16日、宮城県大崎市で高齢の男性が暴行を受け車を奪われた事件で、逮捕された男の呼気から基準値のおよそ3倍のアルコールが検出されていたことが分かりました。 強盗致傷の疑いで逮捕・送検されたのは、神奈川県厚木市の会社員、鎗田良平容疑者(37)です。 鎗田容疑者は16日未明、大崎市内の県道で軽乗用車を呼び止めて、運転していた77歳の男性を殴るなどしてけがをさせたうえ、男性の車を奪った疑いがもたれています。 こちらは現場近くに設置された防犯カメラの映像です。車の外で2人がもみ合いになり、男が運転手の男性を蹴ったり殴ったりする様子が映し出されています。 姿が見えなくなっておよそ30秒後…。怒号のような声が響いたあと、男は車を奪って走り去っていきました。 およそ5時間後、警察は1キロほど先の駐車場で車を発見し、近くの路上を歩いていた鎗田容疑者を任意同行しました。 その際、鎗田容疑者の呼気からは基準値のおよそ3倍のアルコールが検出されたということです。 調べに対し鎗田容疑者は「酔っぱらっていた」と話し、事件のことは「覚えていない」と容疑を否認しています。

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