元プロサッカー選手で中学校の男性教師が、教え子だった10代の女性にストーカーをした疑いで逮捕された不祥事を受け、静岡市は臨時校長会を開きました。 根方ゆき乃記者 「会場に市内の小中高校の校長らが集まってきた。教職員の不祥事を受け、これから教育長が校長らに訓示する」 元清水エスパルスの選手で、静岡市立中学校教師の容疑者は、5月中旬から7月下旬まで10代の女性に対して、面会を求めるメッセージを繰り返し送信。 ストーカー規制法違反の疑いで逮捕、送検されています。 これを受け、17日午後開かれた臨時校長会で、中村百見教育長は市立学校の校長を前に「それぞれの立場の違いを 見つめ直してほしい」と訓示しました。 中村百見教育長 「なぜこのような事案が繰り返し起こってしまうのか、根本的な問題はいったいどこにあるのかについて、一緒に考えてほしい」 また、再発防止に向け、SNSの利用に関するガイドラインに卒業生についても明記し、子どもたちが利用するタブレット端末から相談窓口に気軽にアクセスできるようにするなど、新たな取り組みを行う方針を示しました。 中村百見教育長 「立場の違いや非対称性であったり、そこをまず自覚するということを認識するということをやっていただきたい」