選挙ポスター破り捨てで高齢男2人逮捕 大阪府警が投開票前日に取り締まり状況を発表

20日投開票の参院選を前に、大阪府警は19日、選挙違反の取り締まり状況を発表した。18日時点で候補者のポスターを破り捨てたとして2件の公選法違反(自由妨害)容疑で男2人を逮捕。文書掲示違反などによる警告件数は15件だった。 府警捜査2課によると、公選法違反事件のうち、1件は、日本維新の会の新人候補のポスター1枚を破り捨てたとして大阪市の70代男を逮捕。もう1件は、政治団体「日本誠真会」の新人候補のポスター1枚を破り捨てたとして同市の80代男を逮捕した。 15件の警告件数のうち、大半は街頭演説中の路上に候補者名入りののぼりを設置するなどの文書掲示違反だった。 大阪府警は参院選に先立ち、6月23日に府警本部内に選挙違反取締本部を設置。選挙違反への警戒を強化している。

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