20日朝、北海道室蘭市で54歳の部下の男性の顔面を殴るなどし、けがをさせたとして、44歳の男が逮捕されました。 傷害の疑いで逮捕されたのは、登別市に住む44歳の会社員の男です。 男は、職場の部下で54歳の男性に対し、20日午前6時半ごろ、室蘭市中島町1丁目にある共同住宅の敷地で、その1時間後にはは、室蘭市本輪西町1丁目にあるビル内で、男性の顔面を殴るなどの暴行を加えけがをさせた疑いがもたれています。 男性の詳しいけがの程度はわかっていませんが、病院で手当てが必要な容体だということです。 警察によりますと、午前8時過ぎ「迷惑駐車の車両がある」と匿名の通報があり、現場に駆け付けた警察が関係者から話を聞いていたところ、関係者から「ビルの中で傷害事件が発生している」と申告がありました。 警察が、ビルの中にいた男と被害にあった男性から話を聞き、男がけがをさせたことが判明したため、その場で逮捕しました。 男は、被害に遭った男性の上司で、迷惑駐車をしていたのも2人の同僚でした。 取り調べに対し、44歳の会社員の男は「殴ったことに間違いありません」と容疑を認め、「業務において男性に憤りを感じていた」などと供述しているということです。 警察は、事件の経緯を詳しく調べています。