愛媛県新居浜市で、基準値の約4.6倍にあたるアルコールを帯び普通車を運転した疑いで、会社員の男が22日に逮捕されました。男は当初「運転してない」と否認。警察は防犯カメラの映像などから容疑を固めました。 酒気帯び運転の疑いで逮捕されたのは、新居浜市西の土居町に住む会社員の男(24)です。 警察の調べによりますと、男は新居浜市繁本町の道路で13日午前9時15分頃、アルコールを帯びて普通車を運転した疑いがもたれています。 男の車は道路左脇の電柱に衝突し目撃した通行人が警察に通報。警察が現場で男を検査したところ、基準の約4.6倍にあたる0.7ミリグラムのアルコールが検出されました。事故によるケガ人はいませんでした。 普通車に同乗者はおらず、男は運転席に座っていたものの、当初は「運転していない」と供述。警察は防犯カメラの映像などから男の運転を裏付けました。 男は取り調べに「運転したかどうか分からない」と容疑を否認していて、警察が酒を飲んだ場所や量を調べています。