ひき逃げ事件あいつぐ 免許の取得歴がない26歳と、基準値5倍のアルコールが検出された31歳の男を逮捕 福岡

福岡市と中間市で22日、ひき逃げなどの疑いで男2人が逮捕されました。 ひとりは免許の取得歴がなく、もうひとりからは基準値の5倍のアルコールが検出されています。 ■けがをした男性は全治約3か月の重傷 無免許過失運転傷害とひき逃げの疑いで逮捕されたのは福岡市中央区春吉の無職・井上淳也容疑者(26)です。 井上容疑者は6月23日午後9時半ごろ、博多駅前の交差点で無免許で軽ワゴン車を運転して原付バイクと衝突し、会社員の男性(30)にけがをさせたうえ、その場から立ち去った疑いです。 原付バイクに乗っていた男性は頭や顔などを骨折していて、全治およそ3か月の重傷です。 警察によりますと井上容疑者は過去に運転免許を取ったことがなく取り調べに対し、“無免許だから逃げた”という趣旨の話をしているということです。 ■対向車線の乗用車と正面衝突 その場に車を放置し立ち去ったか 福岡県中間市でもひき逃げ事件が発生しました。 ひき逃げと過失運転傷害の疑いで逮捕されたのは福岡県水巻町二町西の建設業・上野佑輔容疑者(31)です。 上野容疑者は7月4日、中間市の県道で軽ワゴン車で走行中に車線をはみ出し、対向車線の乗用車と正面衝突、男性(51)に軽傷を負わせた上、その場に車を放置して立ち去った疑いが持たれています。 事故後に呼気から基準値の5倍のアルコールが検出されたということで、警察は酒気帯び運転の疑いも視野に捜査を進めています。

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