2023年、大阪府警が事件とは関係のない男性を2度、誤認逮捕していた問題で、男性が、24日にも大阪府などに対し、損害賠償を求める訴えを起こすことが分かりました。 大阪府内の20代の男性は、SNSで知り合いの女性を脅迫し裸の写真を無理やり送らせようとしたなどの疑いで2023年、大阪府警に2度にわたり逮捕され、40日間勾留されました。 しかしその後、警察が、逮捕は誤りだったとして謝罪。真犯人として男性になりすましたとみられる美容師の男が逮捕され、有罪判決となりました。 その後の取材で、男性は問題が起きた経緯を明らかにするため、24日にも大阪府や国などに対し、あわせて約2000万円の損害賠償を求める訴えを起こすことが分かりました。 男性は弁護士を通じて「不当逮捕について世間に問いたい」とコメントしています。