愛媛県松山市の路上で起きた交通事故をめぐり、相手に暴行を加えてケガをさせたうえ、現金を脅し取ろうとしたとして、市内に住む無職の男(39)が23日、恐喝未遂と傷害の疑いで再逮捕されました。 警察によりますと、再逮捕されたのは、松山市北立花町に住む笹本剛志容疑者(39)です。 笹本容疑者は今年3月28日、市内の路上で原付バイクを運転中、自動車と接触した際、運転していた男性(当時43)に対して「お前早よ出せよ金を」「おい、無一文か」などと言いながら、胸ぐらをつかみ顔面に頭突きするなどの暴行を加え1週間のケガをさせたうえ、現金を脅し取ろうとした疑いが持たれています。 目撃者からの通報を受け捜査していた警察が、笹本容疑者の犯行と特定し逮捕しましたが、調べに対し「修理費を請求したが、頭突きはしていないし、けがもさせていない」と容疑を否認しているということです。 笹本容疑者は先月9日以降、自転車で帰宅中の女子高校生を押し倒し土下座させるなどした強要の疑いと、商店街を歩いていた女性に唾を吐きかけた、暴行の疑いで逮捕されていて、逮捕はこれで3度目です。