「いっぱい償ってくれたから許した」DJまるからDVを受けた「戦慄かなの」の発言から見える「危うさ」

彼氏からのデートDV被害を警察に訴え、逮捕してもらって数カ月後、その相手との関係性を「仲良いよ」、「許したよ」、「プロポーズされました」と公表する――“DVの無限ループ”にハマってしまっているように思えてなりません。アイドルグループ「ZOCX」(旧「ZOC」)のメンバーである戦慄かなのさんのことです。戦慄さんが交際していたのは「Repezen Foxx」(旧「レペゼン地球」)の元メンバーである「DJまる」こと松尾竜之介氏。 戦慄さんは松尾氏からのデートDV被害を受けていたものの、現在二人の関係性は良好な模様。恋愛カウンセラーをしている筆者からすると、戦慄さんの言動は「暴力のサイクル理論」に当てはまっているように思えて仕方ありません。 DVが繰り返され抜け出せなくなる要因は、「緊張期」「爆発期」「ハネムーン期」の3つの段階を循環しているからだとされています。まず加害者は「緊張期」で心理的緊張が高まってイライラし、苛立ちを蓄積させていきます。そしてその蓄積されたストレスが「爆発期」で暴力となってパートナーに向けられ、殴る蹴るなどの暴行事案が起こってしまいます。 イライラを発散させた加害者は「ハネムーン期」に入ると、急に人が変わったようにやさしくなったり、穏やかになったりします。暴力を振るったことを殊勝に反省して謝罪することもあれば、被害者への情熱的なセリフやプレゼントなどで愛情表現をすることもあるのです。 記事前編は【DV元彼からの「プロポーズ」を明かした戦慄かなの、「いまは仲良い」発言に隠された「恐ろしさ」】から。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加