義理の妹の額を殴ってけがをさせたとして、土木会社を経営する田川市の男が逮捕されました。男の会社の従業員が死亡していることから、警察は暴行の余罪についても調べています。 傷害の疑いで逮捕されたのは、田川市の土木会社を経営する村坂郁夫容疑者(53)です。警察によりますと村坂容疑者は2024年5月に自宅で、同居する義理の妹の額を複数回殴って、全治約3週間のけがを負わせた疑いがもたれています。調べに対し村坂容疑者は「過去に何度か暴力を振るってけがをさせたことがあるが、今回の件ははっきりとは思い出せない」として容疑を否認しています。 村坂容疑者の周辺では2024年11月、40代の男性従業員が顔や胸に複数の損傷がある状態で見つかり、その後病死しました。警察は外傷と死因の因果関係はないと判断しましたが村坂容疑者が暴力で支配していた可能性もあるとみて、余罪について調べています。