1人暮らしの女性宅に合鍵で侵入したなどとして、警視庁日野署は24日、東京都小金井市みどり町5、無職、白井孝和(たかかず)被告(51)を住居侵入と窃盗容疑で再逮捕したと発表した。 再逮捕容疑は4月ごろ、日野市の大学生の女性(20)が住むアパートの一室に合鍵を使って侵入し、プリントシール2枚(750円相当)を盗んだとしている。容疑を認めているという。 日野署によると、白井容疑者は当時、売店の店長で女性はアルバイトだった。女性の仕事中にカバンに入っている鍵の番号を撮影し、無断で合鍵を作製したという。 3月以降、少なくとも13回侵入したとみられ、白井容疑者のスマートフォンからは女性の下着の画像十数枚が見つかった。女性の勤務時間を狙って侵入していたが、6月17日に偶然宿泊していた女性の友人と鉢合わせになり、住居侵入容疑で逮捕、起訴されていた。 白井容疑者は「(女性に)好意を持っていた。部屋の空気を吸って、下着を撮影したら仕事のストレスが解消された。本当は下着を盗みたかったがプリントシールなら、ばれないと思った」と供述しているという。【山本康介】