エプスタイン事件の司法文書に、トランプ大統領の名前が複数回登場か

ドナルド・トランプ大統領は5月に司法省から、ジェフリー・エプスタイン元被告のファイルに自分の名前が“複数回”記載されていると知らされていたという。ウォール・ストリート・ジャーナル(以下WSJ)が報じている。 同メディアによると、政府高官の話として、パム・ボンディ司法長官と副長官が5月の時点でトランプと面会、数百人の名前が記載されているエプスタインのファイルに含まれる多くの著名人の一人の中にトランプ大統領が含まれていることを伝えたという。 ところが先週、「司法長官から自分の名前が“ファイル”に記載されていると伝えられたか」と記者に問われたトランプは、「ノー」と答えていた。そのため、今回のWSJの報道と矛盾していることを受け、ホワイトハウスの広報部長は同紙に対し、「これは同紙が以前報じたのと同様、またしてもフェイクニュースだ」と述べている。なお、政権に近い情報筋によると、FBI長官カシュ・パテルもトランプの名前がファイルに含まれているとし、この主張を政府関係者に非公式に伝えたと語ったとWSJは報じている。

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