食事宅配サービス「出前館」の配達員用アカウントを不正に作ったとして、警視庁国際犯罪対策課は25日までに、詐欺容疑で東京都中野区中央、会社役員山崎光太郎容疑者(51)を再逮捕した。同課によると、2022年から、就労資格がない外国人計約1400人に日本人が作ったアカウントを使って配達させ、容疑者は収益の一部約5400万円を得ていたとみられる。 他に詐欺容疑で、山梨県笛吹市石和町、看護師七沢宏樹容疑者(38)や、ウズベキスタン国籍やベトナム国籍などの男女6人も逮捕、再逮捕した。山崎容疑者らは交流サイト(SNS)などでアカウントを貸す役や配達役を募っていたとみられる。