「洗脳されていたかもしれない」1億2千万円をだまし取られた後「受け子」として詐欺に加担した疑いで逮捕された73歳の男が供述

特殊詐欺で1億2千万円をだまし取られたあと、自身も「受け子」として詐欺に加担した疑いで逮捕された73歳の男が、「洗脳されていたかもしれない」などと供述していることが新たにわかりました。 警察によりますと、名古屋市南区に住む無職の沢井晴彦容疑者(73)は、今年6月、警察官などになりすまし、春日井市に住む88歳の女性から、「受け子」としてキャッシュカード2枚をだまし取った疑いで逮捕されました。 沢井容疑者は、以前警察官などをかたる人物に約1億2千万円をだまし取られる被害に遭っていましたが、その後の捜査関係者への取材で、沢井容疑者は取り調べに対し容疑を認め、「洗脳されていたかもしれない」などと供述していることが新たにわかりました。 警察は、沢井容疑者が現金をだまし取られた同一グループから脅されて、「受け子」として詐欺に加担した可能性があるとみて、調べを進めています。

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