長崎県南島原市で林業を営む会社に対し、重機を販売すると嘘をつき、現金およそ400万円をだまし取った疑いで、福岡市の男3人が詐欺容疑で相次いで逮捕されました。警察が、匿名・流動型犯罪グループの疑いがあると見て捜査を進めています。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、福岡市東区の会社役員の男(39)と、以前、部下だったと見られる福岡市中央区の会社員の男(27)、福岡市東区の自称・会社員の男(32)です。 警察によりますと、3人は、2023年9月、長崎県南島原市で林業を営む会社に対し、重機を販売すると嘘をつき、指定した銀行口座に現金およそ400万円を振り込ませ、だまし取った疑いです。 実際に重機が届かなかったことから、この会社の代表取締役の男性(58)が翌月、南島原警察署に届け出、詐欺事件が発覚。 組織犯罪対策課なども含め合同捜査を行った結果、3人の犯行が明らかになったとして、17日から25日にかけて、順次3人を詐欺容疑で逮捕しました。 警察は、捜査にかかわるとして、3人の認否を明らかにしておらず、3人が、匿名・流動型犯罪グループの疑いもあるとみて、捜査を続けています。