容疑者、執拗に切り付けか 水戸6人襲撃 茨城県警

水戸市中心部の路上で男女6人が刃物で襲われ重軽傷を負った事件で、殺人未遂容疑で逮捕された職業不詳、塩原弘和容疑者(48)が地面に倒れた通行人にさらに襲い掛かっていたことが30日、茨城県警などへの取材で分かった。 県警は30日、塩原容疑者を送検。複数回切り付けられた通行人もおり、同容疑者が執拗(しつよう)に攻撃した可能性があるとみて調べている。 県警によると、塩原容疑者は両手に1本ずつ刃渡り約50センチの刃物を持ち、腰付近には約15センチのさやに収まった2本のサバイバルナイフを携帯していた。顔はゴーグルなどで隠していたという。 現場近くに住む目撃者の女性は「男はスーパーの前で、倒れて起き上がろうとする男性を何度も襲っていた」などと話した。 県警によると、塩原容疑者は容疑を認め「止めに来た人を切り付けた」などと話している。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加